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予防のことはもちろん、ワンちゃんがかかりやすい病気などをお伝えします

乳腺腫瘍のお話

 

現在、日本では20人に1人の女性が乳がんになると言われています。
その為「ピンクリボン」という活動を通じて、乳がんという病気、乳がん検診の啓蒙活動が約10年前から行なわれています。

ピンクリボン活動を通じで啓蒙されている「乳がん」 私達、人間だけの病気ではありません。
もちろん動物達も「乳がん」(乳腺腫瘍)になります!

そこで、やまなか動物病院では9月からピンクリボン活動を実施しています!
診察の際に、多くの方に動物達の乳がんを知って頂けたらと思い、動物達を触って「しこり」があるかないかを確認します。

またこの乳がんは、避妊手術をするタイミングによって発症が抑えられると言われています。
わんちゃんの場合、避妊手術のタイミングが
最初の発情前…0.05%、初回発情後…8%、2回目の発情後…26%
ねこちゃんの場合、6ヶ月未満で避妊手術をすると、手術をしなかった子に比べて乳がんの発生リスクが91%低かったと発表がありました。 避妊手術は乳がんの発症率の軽減にもなります。

避妊去勢手術の話

 

やってあげればよかった…と後悔する前に

ガンから動物を守れるのは、ご家族様だけです。

                                避妊去勢手術のメリット

なぜ多くの動物病院は避妊・去勢手術をすすめるのでしょうか?

だって元気で健康なのに手術でメスを入れるのはかわいそう…

でも手術をしなくて病気になったらもっとかわいそうではありませんか?

避妊・去勢手術の目的は、子供を産ませなくする為ではありません。

動物病院が考える避妊・去勢手術の目的は病気の予防なんです。

若くて元気な時に避妊・去勢手術をすると病気の予防になりますし、動物達の寿命を伸ばすことにもなります。(統計的に立証)

是非、一度ご家族で大切な小さな家族(動物達)の事を相談してみてください。

~ 避妊・去勢で予防できること ~

 

男の子

わんちゃん・・・前立腺の病気・精巣の腫瘍化・会陰ヘルニア・肛門周囲腺腫予防

ねこちゃん・・・精巣の腫瘍化の予防。行動範囲が狭まり、ケンカによるケガが減る。スプレー(おしっこ)行動の抑制。

女の子

わんちゃん・・・発情期の出血がなくなる。子宮蓄膿症・卵巣腫瘍の予防・乳腺腫瘍発生率の低下(特に、最初の生理前)。望まれない妊娠を防ぐ。

ねこちゃん・・・発情期の鳴き声をなくす。子宮蓄膿症、卵巣腫瘍の予防。望まれない妊娠を防ぐ。

デメリットとしては太りやすくなる・問題行動がなくなるとは限らない事です。避妊・去勢後はお食事の管理を気をつけてあげましょう!

避妊去勢手術は発情期前を推奨します

 

避妊をしていないワンちゃんは避妊済のわんちゃんの7倍の発生率があります!

避妊時期
乳腺腫瘍の発生率
初回発情期
0.05% (1/2000)
初回から2回目発情期
8% (1/10)
2回目発情期以降
26% (1/4)

発情前の避妊手術はより乳腺腫瘍の発生を抑制できます。

もちろん発生後も腫瘍発生に避妊手術は有効的です。乳腺腫瘍を始めとする「がん」は動物達の死亡原因のトップです!
2011年からはやまなか動物病院で避妊去勢推奨月間を実施しますので、是非この機会に病気から動物達を守ってあげましょう!!

避妊・去勢の推奨月間は、2011年 1月13日~2月28日まで実施します。詳しくはお電話にてお問い合わせください。

軟部組織外科

★子宮蓄膿症

子宮蓄膿(ちくのう)症という病名を聞いた事はありますか?

この病気は子宮に膿がたまったり、粘液がたまってしまう細菌感染症です。

腹膜炎を起すと半日もたずに死んでしまうとても怖い病気です。

感染症によってよく出る症状だけでは、飼主様にはどこが悪いのか見当がつかないのが、この感染症のやっかいなところです。

「うちの犬、元気がない、食欲がない、よく水を飲む」ぐらいにしか感じないことも多いのが現状です。

子宮内にたまった膿、いわゆるオリモノが膣の外に出てくるのを発見すれば「あっ”婦犬科“の病気だ」とおわかりになると思いますが、その状態では重症になってしまっている場合もあります。 この感染症は避妊手術をすることで予防できます。

こんな場合は子宮蓄膿症の可能性が潜んでいます
避妊手術をしていない
元気がなくなる
食欲が減る
生理が終わったのに1ヵ月後に出血がある

水をよく飲む

★ヘルニア

ヘルニアと聞くと、多くの会飼主様は椎間板ヘルニアを思いつくのではないでしょうか?
しかし、ヘルニアというのは臍ヘルニア(おへそ)、鼠径ヘルニア(内股)、会陰ヘルニア(おしり)などなど様々な部位に発症します。

そもそもヘルニアというのは、臓器や組織が体の開口部(穴)を通って突出する事を言います。


例えば会陰ヘルニア(おしり)ですと、本来は出ててはいけない膀胱(ぼうこう)がヘルニアの部位に出てくることで、おしっこが出にくくなったり、膀胱が破裂してしまう事になります。これは、老齢の雄犬によく見られる成人病のひとつです。

この会陰ヘルニア(おしり)は去勢手術をすることによって予防できます。

整形外科

整形外科で多い手術は、骨折や膝蓋骨脱臼整復術などです。

 

★膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)

膝蓋骨脱臼とは、膝のお皿が多くは内側に移動してしまう事です。

膝のお皿が移動すると、足に力が入りにくくなり、関節がすれたり、こすれたりして痛みを生じる事が多くなります。 膝が変形したり体重が増えると歩けなくなってしまいます。

生まれつき膝蓋骨脱臼のコは、例えば8歳くらいで様々な要因が重なって生活の質(QOL)が低下する事があります。

高齢になってからの手術はリスクを伴いますので、わんちゃんの生活の質(QOL)を考えられるならば若いうちに手術してあげるのもQOL向上のひとつです。
また、この膝蓋骨脱臼は小型犬によく見られます。診察の触診で診断できますので、びっこをしていたりしていたら、是非病院で早めにチェックしてあげてください。

ワンちゃんの予防について

★狂犬病

狂犬病の予防接種を広げましょう!

日本国内で狂犬病は1956年以来発生はしていません。ただ・・・
発病後の死亡率はほぼ100%で、確立した治療法は世界的に見てありません。狂犬病は「最も致死率が高い病気」としてエイズとならんでギネス・ワールド・レコーズにも記録されています。
流行地域はアジア、南米、アフリカで、全世界では毎年50,000人以上が今も亡くなっているのです。懸念されるのは、海外の狂犬病を持った野良犬がいつ入ってくるかなのです。その時、現状の接種率では・・・
厚生省は接種率を上げるより、発生時のシュミレーションや対応策を練っています。
まずは発生してもまん延しない70%を私達一人一人が目指すべきではないかと思います。法律の問題もありますが、長い目で見て接種率を向上させていきたいですね。

★ニュース!

先日毎日新聞で狂犬病に関する記事が掲載されていました。(2009.6.25)

それは、全国の狂犬病の予防接種率が約40%に満たないという内容でした。(詳しくはコチラ

狂犬病のまん延を防ぐ70%に30%も満たない結果でした。隣の国、中国ではまだまだ狂犬病がまん延しています。

お一人、お一人の意識の問題です。是非、飼主様を始め人への感染を守る為に狂犬病予防接種を呼びかけてください。

 

やまなか動物病院でも狂犬病の予防接種が可能です。

また当院で導入しているポイントカードにも、狂犬病予防接種で4ポイントつきます。