知って欲しい診療情報
今病院で実施している企画や気をつけて欲しい病気・共に生活する上でのアドバイスなど「今知りたい!」「今知って欲しい!」情報を発信します

ムシムシ・ジメジメ・・・
梅雨の時期はなんだか気分もすぐれないですねTT

雨が降ると急に気温が下がりますね
梅雨の時期は温度差があり体調を崩すコが増えます

 

特に、体が冷えることで関節に痛みが出るコが多い時期です!

□ 動かないでじっとしている
□ ご飯を食べない
□ 抱き上げる時などに嫌がったり、キャンと鳴く

そんな場合は痛みがあるのかもしれません・・・TT

当院では、痛みのケアとしてレーザー治療などをする事が多い時期です

『冷え』に気をつけながら、痛みがある場合は早めにご相談ください^^

なぜ多くの動物病院は避妊・去勢手術をすすめるのでしょうか?
『だって元気で健康なのに手術でメスを入れるのはかわいそう…』

でも手術をしなくて病気になったらもっとかわいそうではありませんか?
避妊・去勢術の目的は、子供を産ませなくする為ではありません。
動物病院が考える避妊・去勢手術の目的は病気の予防なんです。

若くて元気な時に避妊・去勢手術をすると病気の予防になりますし、動物達の寿命を伸ばすことにもなります。

(統計的に立証)
是非、一度ご家族で大切な小さな家族(動物達)の事を相談してみてください。

~ 避妊・去勢で予防できること ~

((( 男の子 )))

わんちゃん・・・前立腺の病気・精巣の腫瘍化・会陰ヘルニア・肛門周囲腺腫予防
ねこちゃん・・・精巣の腫瘍化の予防。行動範囲が狭まり、ケンカによるケガが減る。スプレー(おしっこ)行動の抑制

((( 女の子 )))

わんちゃん・・・発情期の出血がなくなる。子宮蓄膿症・卵巣腫瘍の予防・乳腺腫瘍発生率の低下(特に、最初の生理前)。望まれない妊娠を防ぐ。
ねこちゃん・・・発情期の鳴き声をなくす。子宮蓄膿症、卵巣腫瘍の予防。望まれない妊娠を防ぐ。
デメリットとしては太りやすくなる・問題行動がなくなるとは限らない事です。避妊・去勢後はお食事の管理を気をつけてあげましょう!


★ 避妊去勢手術は発情期前を推奨します ★

避妊をしていないワンちゃんは避妊済のわんちゃんの7倍の発生率があります!

避妊時期

乳腺腫瘍の発生率

初回発情期

0.05% (1/2000)

初回から2回目発情期

8% (1/10)

2回目発情期以降

26% (1/4)

発情前の避妊手術はより乳腺腫瘍の発生を抑制できます。

 

もちろん発生後も腫瘍発生に避妊手術は有効的です。

乳腺腫瘍を始めとする「がん」は動物達の死亡原因のトップです!

是非ご家族で避妊去勢手術をご相談ください

子宮蓄膿(ちくのう)症という病名を聞いた事はありますか?

この病気は子宮に膿がたまったり、粘液がたまってしまう細菌感染症です。

腹膜炎を起すと半日もたずに死んでしまうとても怖い病気です。

感染症によってよく出る症状だけでは、飼主様にはどこが悪いのか見当がつかないのが、この感染症のやっかいなところです。

「うちの犬、元気がない、食欲がない、よく水を飲む」ぐらいにしか感じないことも多いのが現状です。

子宮内にたまった膿、いわゆるオリモノが膣の外に出てくるのを発見すれば「あっ”婦犬科“の病気だ」とおわかりになると思いますが、その状態では重症になってしまっている場合もあります。

この感染症は避妊手術をすることで予防できます。

====== こんな場合は子宮蓄膿症の可能性が潜んでいます  ====== 

□ 避妊手術をしていない

□ 元気がなくなる

□ 食欲が減る

□ 生理が終わったのに1ヵ月後に出血がある

□ 水をよく飲む

※子宮蓄膿症は早期の動物病院での治療がとても重要です

※様子がおかしいな?と思ったら早めに動物病院へのご来院を!

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