知って欲しい診療情報

膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)

膝蓋骨脱臼とは、膝のお皿が多くは内側に移動してしまう事です。

膝のお皿が移動すると、足に力が入りにくくなり、関節がすれたり、こすれたりして痛みを生じる事が多くなります。

膝が変形したり体重が増えると歩けなくなってしまいます。

生まれつき膝蓋骨脱臼のコは、例えば8歳くらいで様々な要因が重なって生活の質(QOL)が低下する事があります。

高齢になってからの手術はリスクを伴いますので、わんちゃんの生活の質(QOL)を考えられるならば若いうちに手術してあげるのもQOL向上のひとつです。

また、この膝蓋骨脱臼は小型犬によく見られます。

診察の触診で診断できますので、びっこをしていたりしていたら、是非病院で早めにチェックしてあげてください。