知って欲しい診療情報

狂犬病

狂犬病の予防接種を広げましょう!

日本国内で狂犬病は1956年以来発生はしていません。

ただ・・・ 発病後の死亡率はほぼ100%で、確立した治療法は世界的に見てありません。

狂犬病は「最も致死率が高い病気」としてエイズとならんでギネス・ワールド・レコーズにも記録されています。 流行地域はアジア、南米、アフリカで、全世界では毎年50,000人以上が今も亡くなっているのです。

懸念されるのは、海外の狂犬病を持った野良犬がいつ入ってくるかなのです。

その時、現状の接種率では・・・ 厚生省は接種率を上げるより、発生時のシュミレーションや対応策を練っています。 まずは発生してもまん延しない70%を私達一人一人が目指すべきではないかと思います。

法律の問題もありますが、長い目で見て接種率を向上させていきたいですね。

★ニュース! 毎日新聞で狂犬病に関する記事が掲載されていました。(2009.6.25)

 それは、全国の狂犬病の予防接種率が約40%に満たないという内容でした。

 狂犬病のまん延を防ぐ70%に30%も満たない結果でした。

隣の国、中国ではまだまだ狂犬病がまん延しています。 お一人、お一人の意識の問題です。是非、飼主様を始め人への感染を守る為に狂犬病予防接種を呼びかけてください。

やまなか動物病院でも狂犬病の予防接種が可能です。 また当院で導入しているポイントカードにも、狂犬病予防接種で4ポイントつきます。