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整形外科について

待合室では・・・?

★ 整形外科疾患とは…

骨、靱帯、関節(股関節等)、筋肉、神経等が正しく機能してはじめて、正常に動かすことができます。逆に「正常に動かすことができない」というのは、それらが正しく機能していないということです。

その原因は骨や関節の異常や、神経による異常など様々な要因があります。整形外科に含まれる疾患は骨折だけではありません。

動物が急に前足や後足を地面に着けなくなったり、体や腰がふらつくようになったなど、症状は多岐にわたります。いつもと歩き方などが違う症状があれば、注意が必要になります。

★ このような症状はありませんか?

  • 体重が増加した
  • 歩き方がぎこちなくなった
  • 誰かが帰ってきてもお迎えに行かなくなった
  • 散歩の時、歩く距離が短くなった
  • なんとなく元気がなくなった
  • 散歩の時、歩く速度が遅くなった
  • 横になっている時間が長くなった
  • 階段を登りたがらなく/駆け上がらなくなった
  • 体を触られるのを嫌がるようになった
  • ジャンプをしなくなった
このような症状がある場合、整形外科疾患の可能性がありますので、早期検査が必要になります。

★ よくある整形外科疾患

椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニアは胴長の犬種に非常に多い病気です。何らかの要因により変性した椎間板が突出して、脊髄神経を圧迫することにより、様々な神経症状を引起こす病気です。痛みから始まり、運動失調・麻痺が起こります。重症になると自力で歩くことが困難にもなり、排便や排尿などの障害が起こります。

股関節形成不全

この疾患は関節の発育状態が悪いことにより、骨盤部、または大腿骨部が変形し、痛みを生じる疾患です。発症すると、関節が不安定になり、歩き方の異常や痛みがみられるようになります。

膝蓋骨脱臼

膝蓋骨脱臼は、後ろ足の膝蓋骨(ひざのお皿)が歩くたびに正常な位置から内側・外側にずれてしまうことで起こる病気です。足を痛がったり、かばうなどの症状が見られます。原因としては先天的なものが多く、出産時から膝関節周囲の骨の形成異常や靭帯の付着部の異常などが存在することで、加齢とともに様々な程度の膝の関節や骨格の異常が進行していきます。チワワなどの小型犬に非常に多い病気です。

股関節形成不全

★ 主な手術実績

脊髄の外科

・腰仙椎減圧術 ・脊髄骨折

長骨の整形外科

・上腕骨骨折 ・橈骨と尺骨の骨折 ・中手骨と中足骨の骨折 ・大腿骨骨幹骨折 ・脛骨骨幹骨折 ・足根関節骨折

関節の整形外科

・肘関節脱臼 ・大腿骨頭および頸切除による関節形成術 ・前十字靱帯断裂の整復術  ・膝蓋骨脱臼の整復術

その他の整形外科

・猫の恥骨結合切開術